2010年6月2日水曜日

アイドル総力特集(3)新生ハロプロシャッフル花盛り!チャンプルユニットコンプレックス(最終回)


という訳でお送りして来たチャンプルユニット総力特集!
最終回は、超強力ドリームチーム High-King を不公平にも大Featuring!


★High-King 編

そもそもこのユニット「High-King」(ハイキング)は、2008年モーニング娘。が行ったミュージカル「シンデレラ the ミュージカル」を応援するスペシャルユニットという名目の元
シングル「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」でデビューしたスペシャルユニットでした。

ただし実情としてはそんなチンケな名目とは裏腹に、ごまっとう後浦DEF.DIVAGAMと、
恒例行事としてハロプロが送り出して来たスペシャルユニットの2008年版と言った趣でした。
そしてそんなドリームチームとしてのブランドに恥じない、圧倒的な作品クオリティーを惜しみなく放出し
アイドルダンスミュージックの最先端となるサウンドを響かせたのが前述のデビュー曲でした。

そしてささやかな話ですが、当ブログのタイトルも、このナンバーから拝借したモノで
それ程までに、超オルタナティブかつ超センセーショナルな存在でした。

まずは、ハロプロダンスクラシックスの中でも一際異彩を放つクールかつソリッドなこのナンバーを
予備知識として要チェックのほどを!


ここ数年の、例えばモーニング娘。の「笑顔YESヌード」「リゾナントブルー」のみならず
そして太陽とシスコムーンモーニング、またはココナッツが猛威を振るった全盛期の傑作ダンスナンバー群とも
タメを張れるだけの音楽的強度がきっちり備わっています。
ハロプロクラシックスの多くの名曲のクオリティーを支え続けたAKIRA氏による
ハードエッジなリディムサウンドと、不安定でありながら起伏にとんだビートが飛び交う
プロダクションは、流石の一言。
ダウナーで、品をキープしつつも、激しくダンサブル!サウンドだけで言えばこれはどこの国のソレとも戦えるレベル。
なんでまたコレを、安室ちゃんやCrystal Kayに置ける仕事でなく、ハロプロ仕事で
この手腕を振るったのかが不思議になるほどのコアさに、「アイドル仕事だからこの程度」という見切りのない、
アイドルダンスポップマニアに対して非常に良心的すぎるアティチュードに、涙すら禁じ得ない程。

ほんとに、この方だけは手放しちゃダメよ!ハロプロ!っといった所。
もうコレは、ハロプロが突き進めたダンスサウンドの最先端。

また何が感動的かと言うと、2008年当時と言えばBerryz工房&℃-uteという二大キッズグループが
アグレッシヴな活躍を見せ始め、それと同時にワンダフルハーツ&エルダークラブという分割統治。
どんどん地味になるモーニングOG。と、
旧態式のモーヲタにとってはこの上ない程、退屈かつイヤ〜な方向に突き進み始めた時期でもありました。

ハロープロジェクトにしかないアイデンティティーが徐々に損なわれ始め
いよいよ撤退を余儀なくされ始めたASAYAN世代のファン。

それでも、なっち卒業ぐらいを境にして一区切りを告げたハロプロという大河ドラマも
そういったファン参加型の物語とはまた別のベクトルで、
コチラを魅了させようとする何とも言えない「気迫」を感じたのがこの楽曲でした。

そして決定的にそれを可能にした要素こそが、この「音楽的に何かをやろう」という意気込み。
もっと言えば音楽としての面白さ、そのもの!

LOVEマシーンに置けるディスコサウンドや、大シスのオーセンティックなダンスミュージックなど
ハロプロというプロジェクトが本来持っていた気概、覇気が戻って来たようなこの当時の展開に
「ついに、この時が...」的な感慨深さを味わったものです。

ハロプロ IS NOT DEAD!それを心底実感させてくれたシングルでした。

そう言った意味では、ソフトの充実よりハードの性能それ自体で勝負した
ごまっとう以降の流れとは微妙に構造から違って
寧ろこのすんばらしいナンバーを、説得力と力量を持って過不足無く響かせられるメンツという逆算から
揃えられたメンバーなのかも?

当然こういう場面になれば、ちゃっかりセンターに居座る高橋や田中も、
ここでは、モーニングでの固定スターメンバーとしての活動の中で培った技量をこそ評価したい。
なによりこの必要以上に湿っぽい「媚びた」「女々しい」ボーカルアプローチが100%有効な点も見事。

そして、Berryz工房キャプテン清水、℃-uteのリーダーでありメインボーカルも多く務める矢島、両者も
普段の位置より随分とノビノビしているように感じるし、
持ち腐れになりかけていたスキルの部分を発散する場として、シャッフルという機能が効果的。
やはり、シャッフルはこうでなきゃ!っていうね。

そして当時ハロプロエッグ\現スマイレージのゆうかりんコト前田憂佳は、持ち前の
萌えずにおられないロリ声を大放出。結果この強者揃いのグループに置ける、
エッジすなわち「ほころび」としての役割を全うしています。
この編の人事も巧いコト行ってますね。
この後彼女は、「しゅごキャラエッグ」そしてスマイレージと、力量に見合った、会社からの可愛がられ方にいって
大出世!要は「ハロプロエリート」としての絶対的な戦闘能力をこの時点ですでに発揮していたのでした。

そう思うと、中堅&新人世代に置けるハロプロエリート揃いぶみな訳で。
画としても、予め備わっている圧倒的な華もこのユニットならでわ。


カップリングに収録された、「記憶の迷路」は、何故だかトランスなんですかこれもまたなかなかの傑作。
タイトル曲同様の湿っぽさ、痛快!


こうして、この2010年、シャッフルユニットの一組に組み込まれる形で
再始動を果たします。
最も「企画もの」色を感じさせない、現在進行形ブリを発揮しているのは当然の話で。
何故ならそれは「High-King」は彼女たちによる彼女たちのユニットだから。
そもそもがシャッフルという企画とは断絶した孤高の領域に居る訳ですよ。

チャンプル(1)において、High-Kingに割り振られたのは、プリンセスプリンセス「DIAMOND」。
意外な選曲であり、実際聴いてみて違和感も無くもないですが、
AKIRA、松井寛平田祥一郎に次いで高打率者、田中直によるピコピコ〜キラキラのアレンジが絶品!

どこか小森田実な匂いのする点もクセになる!


そして同じく田中直アレンジによる、オリジナル楽曲「DESTINY LOVE」!

これがまたいい塩梅の哀愁を漂わせるナンバー。BPM低めながら、そこか躍動的でダンサブルな
無駄の無いセクシーな音使いが巧み。GAMの「メロディーズ」あたりをちょっと思い出します。


このつんく口移しの「媚びた」それでいて「抑えた」歌唱法や、演歌的うねり、「女々しさ」
それらがほぼ無遠慮に溢れかえる、ある意味つんくにとって何らかの一つの到達点だったのでは?
セクシー87AIRROMANS、そしてごまっとうなどのライン上で、つんくがやろうとしていたアプローチ
その延長線上で実現したのが、やはりこのHigh-Kingでしょうし。

少なくともラップは、セクシー8の頃と比較するまでもなく大分熟れて来た印象。

という訳で、今のハロー!プロジェクトに置いては最高峰のレベルに到達したこのユニット。
当然コレは例外中の例外と知りつつも、これぐらいを本来はアベレージにして貰いたいのが本音。

それでも、今のハロプロでも、その気になればこれ球のマジックは起こせるんだ、とその事実を
味わえただけで今回の「チャンプル企画」良しとしましょうか!


と、言う訳で個人的には、チャンプルユニット相対評価として、

1位:High-King 2位:タンポポ♯ 3位:続•美勇伝 4位:あぁ! 5位:プッチモニv 6位:ZYX-α 7位:新ミニモニ。

と言った所でしょうか。
今後も継続するのか否かはわかりませんが、どうせなら続けて欲しいですね。とくにTOP3は! 
ただしくれぐれも「Hello!Project」の歴史に泥をぬるような真似は辞めて頂きたい。
こういう茶番が出来るのも、ひとえに諸先輩方によって積み重ねられて来た歴史があってのコトだというコトを
肝に命じてもらいつつ、今後もハロプロの動向を不安まじりで楽しみにして行きたいと思います!


アイドル総力特集(3)完



0 件のコメント:

コメントを投稿