アイドル評論（5）Dreamコンプレックス

最近信じ難いぐらいのEvolutionを遂げた新生Dream！旧dreamファンはおろか

一般層をも巻き込んでちょっとただ事じゃない評判を挙げている彼女たちを

この機会に是非、ひとりでも多くの方にと思いっ！

３人組がひとり辞め、６人加わって。。気がついたら
（おそらく）いちばん人気だったハズの長谷部優ちゃんも卒業。。
DRMを経て、先頭だけが大文字の「Dream」へ。

2000年元旦の華々しいデビュー以来、かなり「推され」てるコトを裏付けるような
驚異的なリリースペースとは裏腹に
モーニング全盛の時代の裏を、否応無く歩むコトを強いられ続けているような
彼女たちの苦難に満ちた道のり。

楽曲はいいのに。。ルックスだって可愛いのに。。
誰のせいでもない！時代のせいだ！と自暴自棄になりそうなギリギリの所で、avexに手放されてもなお
踏みとどまった彼女たちの雑草魂にも似た根性！
それでいてけして、潔くヲタもだち層のみに媚びるアプローチに居直らない、
そのなんとも言えない微妙な存在感。

自分のなかでは、どうしても応援しない訳にはいかないみたいな、見限れなさが常にありました。
「人情」のようなモノが。。

某ゆるふわ愛され系サイトで、新生Dreamが始動したニュースを発見したときは
まず、ルックスの劇的な変化に戸惑いを覚え、結果こーゆー着地？！っていう。。

しかし年末年始に放送されたCDTVスペシャルですよ！！驚愕しましたよ。
残念ながらリーダーかなちゃんは病欠で。。こーゆートコがDreamだよなぁ。。と淋しくなりながらも
この楽曲のパフォーマンスを見た時、曲が始まった数秒程である種の「確信」がうずきました。
そしてサビに突入した瞬間、もう、ただただ格好良さに震えたものでっす。

最後に彼女たちのパフォーマンスを見たのは、テレビでやってたa-nationのダイジェスト
「PURE～Love Generation」だったと思うんですが
その頃とは比べ物にすらならないぐらい、格段にパワーアップ、スキルアップしたダンス＆ボーカル！
こうなりゃ、前述のルックス的な部分も、ヘアメイク、

衣装含めそのパワースタイリングは楽曲のフィット感もバッチリ。
文句なし！もう、日本のPussy Cat Dolls的なっ！

楽曲もPopsをベースとしつつも、今時っぽいクラブテイストなダンスサウンドは散りばめられたキラキラ仕様。
歌詞も強気で正解だし、英語の発音も中々美麗。
うっざいぐらいにド ポジティブな歌詞の世界観、言うなれば「前へ前へ」的なメッセージも
まさに今大きなターニングポイントを経て、なにもかも仕切り直したこのタイミングで、
華麗なるリスタートを決めてやるわよ！ってな気概を感じさせる
彼女たちだからこそ、ガツンと、かつスマートに響かすメッセージ。
言うなれば、第２のMovin′on！（そう言えば、歌詞にもフレーズとして出てくるし。。）

後追いでPVもチェックしましたが、こちらもなかなかハイクオリティー！

なにより、Popsというジャンルでの大所帯女性ユニットというのも他にいない訳だしっ。
まったくもって大正解な方向性。

最良の着地で始まった新たなDream劇場、自分は断固支持します！